毎年この時期、楽しみにしていることの一つに、大学時代の仲間との新年会がある。職種も様々で、大手企業の社員・税理士・銀行マン・個人事業主etc.自分以外は立派な職業に携わっているし、彼らから異業種の話を聞くことができるのも勉強になる。
そんな彼らに会うたびに、ここ数年、決まって言われることがある。
「目が優しくなった」「考え方が随分変わった」「よく笑うようになった」「気配りがすごくできるようになった」結婚してからは「おしゃれになって若返った←(これは恐らく化粧水と服装のせい)」など、嬉しい言葉を沢山かけてもらえるようになった。勿論、意識などしていないし、第三者からの評価こそが、今の自分ということなのだろう。
正直、大学時代は勉学に勤しんでいたわけではない。しかし、頑張って勉強して良かったと心の底から思う。一生の財産とも言える友人に沢山出会うことができたからだ。これは、自分へのご褒美だと思っている。
だから、自分の結婚式に、大学時代の友人は全員呼んだ。母が「こんなに素晴らしい友達に巡り逢えただけでも、あんたは幸せだわ。本当に大学に入って良かったわ」と言っていたのが印象的だった。
そういった体験も踏まえて、生徒の友人関係にも口を出すこともしばしばある。友達を見ていれば自分がどういう人間なのかはすぐに分かってしまう。私の友人はどこに出しても恥ずかしくない人たちばかりだ。モラルの無い人間は一人もいない。馴れ合いの関係を築いている者も一人もいない。毎日を一生懸命頑張っている人には、ちゃんとそういった友人ができる。逆に負のオーラをまき散らすような人間は、やはり同種の者を引きつけてしまう。だから、「結婚式に呼んで親族に紹介しても恥ずかしくない友達をいっぱいつくれ」と生徒には言っている。
中3生の高校受験まであと2か月程、開校当初小6になりたてだった彼らの人生最初の関門を全力でサポートしていきたいと思う。
2015年も、同じ講師が小中高生を教えているという最強のメリットを活かし、授業は今まで以上に他を凌駕し、適正価格度外視の過剰サーヴィスを「頑張る生徒」に提供していきます。今年も考学館各務原校は、孤高の存在で在り続けます。