行為の価値を大切に

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当塾には、もともと勉強ができる生徒はほとんどいません。入塾当初は、椅子にまっすぐ座れない、頬杖をつく、足を組むといった姿勢の乱れが見られる生徒も多くいます。

 

しかし、長い通塾期間を経て、生徒たちは確実に成長していきます。その過程で、当塾が最も大切にしている考え方が「行為の価値」です。

 

行為の価値とは

 

わかりやすい例を挙げましょう。無職の人が、たまたま宝くじに当たり5,000万円を手に入れたとします。確かに大金を持っていますが、それで信用を得られるかといえば、決してそうではありません。

 

一方で、毎月コツコツと1万円、2万円を積み立てて作った100万円はどうでしょうか。そのお金は、計画性と継続的な努力の証です。たとえ額は少なくとも、信用という観点では、こちらの方が圧倒的に価値があるはずです。

 

学習においても同じことが言えます。

 

例えば、ある生徒がテスト前日にたまたま中学校の過去問を入手し、それを解いたら本番で全く同じ問題が出たとします。その結果100点を取ったとしても、それは「実力」ではなく、単なる「運」にすぎません。

 

しかし、地道な努力を積み重ね、知識をしっかりと身につけた上で得た100点は、価値がまったく異なります。こうした「行為の価値」を理解し、努力の積み重ねによって本当の力を身につけることが、当塾の目指す指導の本質です。

 

▲「行為の価値」という言葉は、私の精神的支柱でもある、堀之内九一郎社長よりいただきました。(掲載許可は得ております)

 

当塾の学習方針

 

当塾では、単なる点数アップのためのテクニックや小手先の手法に頼る指導は行いません。特に、定期テストの過去問を利用した指導は一切行っておりません。(もちろん、入試に関しては過去問演習を行います)

 

できるだけ短期間で点数を上げたい
テクニックだけを教えてほしい

 

このような考えをお持ちの方には、当塾は向いていません。もちろん、塾として必要な指導は行いますが、それだけを目的とする方は、実際に短期間で退塾する傾向が高く、当塾の教育方針と合わないと感じることが多いです。

 

信頼関係を大切に

 

当塾が目指しているのは、保護者の皆様が「この塾なら安心して子どもを任せられる」と思っていただける関係の構築です。学力向上はもちろんのこと、生徒が学習を通して成長し、自ら努力する姿勢を身につけることを何よりも大切にしています。

 

このブログを読んでくださった皆様に、当塾の考え方が伝わり、共感していただければ幸いです。これからも、生徒一人ひとりの未来のために、全力で指導を続けてまいります。

コミュニケーションコストとは?

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「コミュニケーションコスト」という言葉を知っていますか?

簡単に言えば、「相手に自分の意図を正しく伝え、相手の意図を正しく理解するために必要な労力」のことです。例えば、「トイレを貸してほしい」「質問がある」「志望校について相談したい」などのシンプルなやり取りも、相手に分かりやすく伝えようとする意識がなければ、スムーズに進みません。

 

①なぜコミュニケーションコストが重要なのか?

 

コミュニケーションコストをかけずに会話をすると、主語・目的語・述語が曖昧になり、相手に伝わらないことが増えます。その結果、誤解が生じたり、意図が伝わらずに話が進まなかったりすることもあります。例えば、「この問題、○か×か自分で判断できません」と明確に伝えれば、講師は的確なアドバイスをすることができます。しかし、「分かりませんだけでは、どの部分が分からないのかが不明瞭で、適切な指導が難しくなります。

 

②第三者のコミュニケーションコストを取る重要性

 

自分が話すときに、相手が理解しやすいように話すことはもちろん重要ですが、相手の発言を正しく受け取る力も大切です。講師や友人が何を意図しているのかを考える習慣をつけることで、相手の気持ちや考えをくみ取る力が養われます。この力は、受験や将来の社会生活においても大きな武器となるでしょう。

 

 

③塾という環境の中で自然に向上できる

 

このようなコミュ力は、特別な教材を使わずとも、当塾の中で日々のやり取りを通じて向上させることができます。授業中の質問はもちろん、講師と雑談をすること、友人と意見を交わすこともすべて、コミュ能力を鍛える機会です。授業を受けて問題を解くだけが塾の役割ではありません。講師と関わる時間を増やすことで、話し方や伝え方が自然と身につきます。

 

④向かってくる姿勢が大切

 

当塾では、生徒の皆さんに「積極的に講師と関わってほしい」と考えています。質問する、相談する、何気ない会話をする-これらの積み重ねが、表現力や論理的思考力を鍛えることにつながります。受け身でいるだけでは、学力はもちろん、コミュ力も伸びません

 

自らの意志で『厚かましいくらいに』講師に向かってきてください。そうすることで、学力向上だけでなく、自分の考えを的確に伝え、相手の意図をくみ取る力が育まれていきます。

アマチュアは責任を取ってくれません

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体調を崩したとき、どうするでしょうか。

 

「ちょっと熱があるな」「お腹が痛いな」と思っても、医学マニアに相談する人はあまりいません。多くの方は、病院へ行き、お医者様に診てもらい、適切な診断やお薬を処方してもらうはずです。専門家に相談するのが、一番確実だからです。

 

しかし、こと勉強となると、分からないことがあっても「とにかく自力で解こう」と意地になってしまうお子さんが少なくありません。もちろん、学力があり、自分で調べる力がついていて、「この参考書のこのページを見れば分かる」というように的確に学習を進められるなら、それで問題ありません。ですが、最近はそういった力を持ったお子さんが減ってきているのが現状です。

 

結果として「分からないまま放置する」「机に座っているだけで勉強した気になる」といった状態に陥ってしまう生徒さんも、かつての当塾には何名かいました。それでは、せっかくの勉強時間が無駄になってしまいます。塾は「非日常空間」を提供します。生徒さんには、自宅ではできないことに時間を使って欲しいと思います。

 

 

 

では、そのような状況で、分からない問題にぶつかったとき、誰に相談するのが良いのでしょうか?やはり、学校の先生や塾の講師といった「勉強のプロに聞くのが、一番効率的で確実な方法です。プロ=お金をとれるレベルの教務力を持つ人です。

 

先程の例に戻ると、体調が悪いときに「医学マニア」から受けたアドバイスを実践し、余計に具合が悪くなっても、その方は責任を取ってくれるでしょうか。無理です。

 

 

当塾では、自習室の利用はもちろんのこと、普段から生徒一人ひとりの学習状況をしっかりと確認し、適切なタイミングで声をかけています。「ただ座っているだけ」や「分からない問題をそのままにする」ことがないよう、講師がしっかりサポートしながら、学力の向上を図ってまいります。

 

日々、良い意味で生徒の様子を注視することにより、会話も生まれ、講師と生徒のコミュニケーションも円滑になります。接する面積も増えます。そして、質問対応を繰り返すことより、講師もまた成長できるのです。

正しい情報で現実から目を背けずに

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当塾は、講師(水野)が東京のオンライン家庭教師の法人から業務委委託を受け、都市部の生徒を指導し、個別指導でも実績を出し続けてきました。勿論、しっかりと採用試験も受け、教師全員の「上位3%のみが得られる『プロ認定』」も受けています。

 

そこで得た経験等を、当塾の生徒たちにもアウトプットしています。やはり、特筆すべきは「圧倒的な情報量の差」です。

 

高校入試と大学入試では、偏差値の意味が大きく異なります。高校入試では、ほぼ全ての生徒が進学するため、高校受験の偏差値50は平均的な数値とされています。一方、大学入試では進学率が約60%で、大学受験の偏差値50は上位30%に位置します。全高校3年生の中では、偏差値57に相当します。

 

さらに、大学受験には中高一貫生や浪人生が加わり、競争が非常に熾烈です。このため、高校の偏差値50は大学の偏差値40~45に相当するとされています。したがって、「偏差値50の高校に受かったからといって、偏差値50の大学には受からない」という事実を理解することが重要です。地方の高校では都市部の情報に触れる機会が限られています。

 

 

都市と地方の教育格差を知っているのと知らないのとでは、大きな差になります。その結果、情報を知らない生徒さんは、進学において大変な状況に直面することがあります。

 

当塾は正確な情報を提供し、進学の道筋を明確にし、最高品質の授業と手厚いサポートで、頑張る生徒さんを平等に贔屓します。

初見の方はこの光景に驚きます

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当塾では、生徒に自習を強制していませんが、多くの生徒は放っておいても来るようになります。それは、自分のペースで学び、成長できる環境が整っているからです。

 

入塾当初の生徒の様子はさまざまですが、真っ直ぐ座れないほど酷い姿勢の生徒もいます。学習習慣が身についていないため、集中すること自体が難しいのです。しかし、当塾では頭ごなしに叱るのではなく、必ず理由つきで諭し、具体的な指示を与えながら、一人ひとりに寄り添います。

 

また、学習を進める上で必要な情報は、生徒にとって大きな支えになります。当塾では、具体的な学習法や進路情報を、これでもかというくらい提供します。どのように勉強すれば効率的か、大学・学部の受験方式・科目など、生徒一人ひとりが必要とするものを惜しみなく伝えています。

 

生徒たちは自ら着席し、その日の学習内容をメモ帳にタイムテーブルとして記入します。誰かに言われなくても、やるべきことを計画し、実行できる力が身についていくのです。当塾には監視する講師はいません。不要だからです。それでも生徒たちは、自主的に学び続けます。

 

▲初見の方はこの光景に驚かれます。

 

 

このような積み重ねによって、生徒との信頼関係が築かれ、個々の質問や相談などを通じて円滑にコミュニケーションが取れるようになります。そして、学年が上がるにつれ、自ら考え、行動できる力がついていきます

 

入試が近づくと、無償での授業が大量に行われます。最後の追い込みの時期に、生徒たちが最大限の力を発揮できるよう、徹底したサポートを惜しみません。

 

このような環境の中で育った生徒たちは、高校3年生になる頃にはもう何も言う必要がありません。どこへでも送り出せるほど成長しています。受験だけでなく、これからの人生においても役立つ「自主的に学ぶ力」を身につけてくれることが、当塾の何よりの喜びです。