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把握している限りは、教え子の誕生日には、たとえ既読スルーされることが分かっていても「おめでとう」のLINEを送ることにしています。
彼女たちは、前職時代の教え子です。2人とも岐阜北高校に合格しましたが、中3の1月の時点で、理科の外部模試の偏差値が40代だったことをよく覚えています。
予想を遥かに下回る点数や偏差値を取る時、必ず前兆があります。この2人は、必ずセットで行動していました。質問に来るときも常に一緒。お互いの「時間泥棒」をしていることに、まだ中3生では気付けないのです。
案の定、模試の偏差値は低迷…塾に自己採点に来て泣いていましたが、本気度を確かめるため「土日、祝日は入試までの間、8:00~23:00までの自習を『強制』しました。そして、親御さんも納得の上、それを1月から3月上旬まで続けました。
正直、一過性の偏差値の低下に過ぎないと思っていましたので、そこまでしなくても合格はできたと思います。内申も有り余るほど持っていましたので。
前職時代も、今も変わりませんが、私が望むのは「先生のおかげで合格しました」と言われることではなく『通って良かった』。これが聞きたいだけです。
▲2010年:前職退社時にもらった手紙
▲(左)2010年:前職退社時 ▲(右)2024年:誕生日のLINE
そして、何年後か先に、こちらが授業という非日常空間を通じて伝えたかったこと~書籍のタイトルにもある『こんな大人になるな』ということ~が10人中2~3人にでも、伝わっていればいいと思います。
5月の下旬に、食事に行くのが今から楽しみです。