在塾時の努力は一言で片づけてはいけない

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どの塾さんも、「合格体験記」には生徒さんの努力の軌跡が記されています。当塾も、HP内に「体験記」は原文そのままに掲載しています。どこの塾でも、入塾から卒塾までの間で、責任者の先生と生徒さんの間では、様々なことがあったはずです。それは「〇〇高校/△△大学合格、すごいね」と一言で片づけられるわけがありません。

 

表面しか見ていない生徒は、通塾しても結果は出ません

 

昨日(2022年9月5日)、明治学院大学(以下、明学)に進学した生徒が、顔を見せてくれました(小6から明学合格まで在塾)。現在、国立大学で大学院生の兄も中1から大学合格まで在塾していました。

 

 

このご家庭も、当塾のパーフェクトカスタマーでした。備品の差し入れや、お母様には、私自身の人生相談にも乗っていただきました

 

 

内容は言えませんが、学校の先生に酷いことを言われ、入塾時には寡黙だったことをよく覚えています。彼女が通塾していた6年間は、当塾にとっても大変な時期でした。しかし、クラウドファンディングへの2度のご支援や、ずっと当塾を信じてくれたことへのご褒美が、大学受験の結果だと思っています。

 

 

 

現在は、明学で「女子ラクロス部」のマネージャーをしているとのことですが、塾想いの優しい彼女は、わざわざ部員の皆さんに、当塾のInstagramの投稿やリールを紹介してくれているそうです。集客に結びつくかどうかなどはどうでもよく、その心遣いに感謝します。(明学の学生さんたちにも、当塾のInstagramやYouTubeは好評のようで「こんな塾に行きたかった」と言ってくれた先輩もいるそうです)

 

 

板書を書くことと、プリントの印刷等のお手伝いをしてもらいましたが、仕事が早くて助かりました。「大学が楽しすぎて、凄く視野が広がりました。岐阜にとどまらなくて良かったです」と言っていました。(大学で遊びまくっているわけでも、岐阜を馬鹿にしているわけでもありません)

 

こういう声を聞くたびに、通塾してくれて良かったと思います。

損得勘定抜きでの付き合い③~教え子との交流~

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お金は喜んでもらいたい誰かのために使う

決して損得勘定で人付き合いをしない

これは、常に大切にしている文言です。

 

先日、10年余の交流を保つ教え子が、8年半修行していた金沢から、ヘアスタイリストとして帰ってきました。

 

私は、彼女とお母様には並々ならぬ恩義を感じています。

 

彼女の高校合格と同時期に、私は前職を辞しました。

32歳にして人生3回目のNEETです。余りにも時間を持て余したので、一度、当時の卒塾生たちとカラオケに行ったことがあります。そして、彼女が中心となり、20名強もの卒塾生を集めてくれました。

 

当塾の開校時には、お母様から観葉植物を、結婚式には、祝電までいただきました。生徒さんのご紹介もいただきました。

 

私が厚かましくもクラウドファンディングのお願いをしてからも、それまでと変わらぬ対応をしていただけました。お心遣いに感謝です。【▲上2枚が先生と生徒の時、下2枚が先日】

 

そんな教え子と食事に行き、その2日後にカットしてもらいました。

私は専門家でないので、偉そうに技術のことは言えません。ただ、「恐ろしく仕事ができる子になった」ということだけは、分かりました。何年もの間、人知れず黙々と鍛錬したことと、その魅力的な人間性がそうさせているのでしょう。

 

カットしてもらっている間、何度も言葉に詰まりました。涙腺の施錠が外れそうになったためです。私の教育理念は「こんな大人になるな」です。教え子たちが自分を追い抜いてくれることが、何よりの喜びです。

 

牛肉を奢ったくらいで恩返しができるとは思っていません。
近い将来、「あの水野を助けてやったのは、私なんだ」と言ってもらいます。

 

 

借りた金は返せるが、恩は一生かかっても返せない『恩』を忘れぬ人間でいること
〜堀之内九一郎著「全ての今日は成功に通ず」より引用〜

こういう人をサポートするのが当塾、同志を求めます。

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何度かこの日報で書いていますが、当塾とお客様を繋ぐのは「信頼関係」のみです。そして、その「信頼関係」を築くのに、通塾年数・兄弟姉妹生の在塾の有無は一切関係ありません

 

下のLINE(保護者様の許可はいただいております)の生徒は、正規の塾生になる前から、「伸びしろがかなりある子だな」と感じていました。

 

 

 

なぜなら、「正規の塾生になる前から」自習室を利用し、LINEを登録してくれ、Instagramをフォローしてくれたからです。例外なく、塾生になる前から塾を能動的に利用できる生徒さんは、この11年で、全員が志望大学に合格しています。

 

 

どの生徒よりもレスポンスが早く、質問もしてくれる、こういった生徒を「平等に贔屓する」当塾が放っておくはずがありません。今後も、どんどん過剰サービスを提供していきます。

 

 

当塾に入塾してくれてありがとうございます。
そして、この生徒を紹介してくれた生徒さんもありがとうございます。(掃除の手伝いの申し出、ありがとうございます。感謝します。)

 

こういう生徒がいるから、まだまだ講師も頑張ります。

当塾の予定表はあってないようなもの

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本来なら、8/12~8/16日は休校日ですが、当塾にとって予定表などあってないようなもの。向学心溢れる生徒さんが、本日(8/15)も通塾しています。

 

写真には入っていませんが、この6月に入塾した生徒さんも、過去問を一生懸命解いています。また、岐阜市から定期を使って通っている生徒さんもいます。20年強、この職に携わっていますが、お客様との信頼関係に通塾年数はあまり関係ありません

 

 

 

実際、通塾開始2か月の中3生や高3生は、当塾の方針をしっかり理解してくれています。お二方とも非常に能動的ですし、既に数値で表れている方もいます。

 

ただ、そういった生徒さんに恵まれるのも、通塾歴の長いお客様がいてこそ。中学時から継続してくれている高3生が、全ての塾生のお手本となっています。

 

塾の自習は義務ではありません。意欲のある方が集まりますし、当塾は方針として、退塾したい方は絶対に引き留めません。本来、生徒さんにとって面白くないであろう勉強を強制するつもりはありません。

 

あくまでも、「自由意志」です。

やる気を出させるのは仕事ではありません

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期末テストを控え、学校のワークの提出を生徒さんに義務づけていますが、案の定、成績上位者はフライングで見せてくれます。

 

彼らのワークの中身は、あまりチェックしていません。なぜなら、普段から自習に来てそれを行っている姿を見ています。また、自分で○×が判断できない箇所や心配な問題の質問は能動的に行ってくれます。

 

「講師と関わる面積」が大きいので、どういったやり状況かも手に取る様に分かるからです。

 

 

以下に(あくまでも私の経験則です。)、どこの塾でも望むような結果が出せない生徒の特徴を挙げました。