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問題:お金を500円持って120円のパンを買いました。おつりはいくら?
即答で「380円」と答えた方。それ自体は間違いではありません。ただ、これは算数や数学の“正解”を問う問題ではないのです。むしろ「どういう観点で物事を見ているか」を測る、ちょっとした“思考のクセ”を知るための問いかけです。
【視点を広げると見えてくること】
「500円持っていた」=「500円玉を出した」…本当にそうでしょうか?もしその人が100円玉を5枚持っていたら、パンを買ったときに100円玉を2枚出せば、おつりは380円ではなく、80円です。
あるいは──
100円玉を4枚/50円玉を1枚/10円玉を5枚、持っていた人であれば、ぴったり120円で払うこともできます。
つまり、「おつりは?」という問いに対して、前提をどう捉えるかが大きく影響するわけです。このように「書いてあること以外の可能性にも目を向ける」という柔軟な発想は、これからの学習や人生でとても大切な力です。
【高校生になると必要な“考える力”】
中学生までの学習は、予習・授業・復習の流れが比較的パターン化されています。塾ではその全体をレールとして引き、乗ってくれれば成果が出る仕組みになっています。
しかし、高校生になると話は別です。予習や復習の多くは自分の裁量でやらなければならない。授業も全教科を塾でやれば、学校の授業を受ける時間もなくなり、睡眠時間すら削られる。つまり、どこでどう学ぶかを自分で判断し、必要なときには能動的に質問することが不可欠です。
【“受け身”のままでは通用しない】
特に進学校に通う場合、中学で上位だった生徒たちが一斉に集まります。そこで「高校に入っただけで自動的に大学に行ける」と思っていると、確実に出遅れます。
高校では「待っていても誰も引っ張ってくれない」状況になります。「質問していいのかな…?」と遠慮しているうちに、勉強がどんどん遅れてしまう。一方で賢い生徒は「明日、◯時に質問いいですか?」と前もって自分から動いてきます。中3の段階から、そういう姿勢ができている生徒もいます。
【自分の人生は、自分で選ぶもの】
大学を選ぶのも、進路を決めるのも、誰かに言われたままでは意味がありません。大切なのは「自分で考えて、動ける人」になることです。
言われたことだけをやるのではなく、自分から問い、自分から考え、必要なときにサポートを求める──そんな姿勢こそが、これからの時代を生き抜く力になります。
まずは“おつり”の問題のように、書かれていない前提にも目を向ける力を育ててください。それは、勉強だけでなく、自分の未来を切り拓く第一歩になります。