当塾が「異質」な点は沢山あります。その中の1つが「退塾した生徒さん、保護者様」が相談に来られるという点です。繰り返しますが、卒塾ではなく退塾です。つまり、学年の途中で辞められるケースです。
ただ、「仁義を切って」辞められた方に限りますが…(一方的に責任を塾に押し付けて、不義理な辞め方をする方は該当しません)
ある時、退塾された生徒さんの保護者様と進路面談を行いました。私は、「塾生でない者は出禁」などという血の通っていない対応はしません。従って、できうる限りの情報をお伝えいたしました。過去に当塾に、何度もご支援、ご協力をいただいている方ですので、当たり前の話です。
また、別の日には、退塾した生徒が、合格の報告を言いにわざわざ塾まで来てくれました。
このように、たとえ塾生として月謝を納めていなくとも、後から当塾の良さに気付いてもらえるケースもあります。
拝金主義に走らないということは、実利は少ないかも知れません。
ただ、それ以上の「目に見えない財産」も残るのです。