私が英会話教室に通っていることは、ほぼ全員の保護者の皆様が知っています。勿論、自身の語学力の向上が目的ですが、実はもう一つ理由があります。
それは、「生徒側の気持ちに立ち返ること」
生徒に偉そうに勉強を促し、自分だけが楽しようという気持ちにはなれません。
毎回毎回、ネイティヴの先生には、目からウロコが落ちるような指南をしていただき感謝しきりです。レッスンの時間は決まっています。ただ、大抵時間を延長してくれます。質問したことには、納得いく形で応えてもらっています。英字新聞の不明な点の解説、私が書いた英語のエッセーの添削などなど…
たいそうワガママな生徒だと思います。
ただ、考えてみると、英字新聞の解説もエッセーの添削も「厚かましい」のは百も承知で自分からお願いしました。本来のテキストはあります。それでも快く引き受けて下さるのは、不器用なりに、私のやる気や、何としてでも英語をものにしてやろう、という気概が先生に伝わっているからではないでしょうか。そうでなければ、過剰サービスにも等しい上記のような対応はなかなかしてもらえないと思います。
自分が講師の立場で生徒に接する時も全く同じです。やる気があり、こちらの意見を真摯に受け止めていただける保護者様や生徒に、「平等に贔屓」したくなるのは当然と言えます。目下、面談の実施中ですが、大切なお客様にしょうもない精神論は言いません。時間のムダになるだけです。あくまでも具体的にチェックリスト形式で改善点を提示しています。
今日(7/13)は、中2のある生徒の面談をしましたが、チェックリストに「one of the loyal customers」と隅っこの方に書いておきました。
当塾に全幅の信頼を置いていただけるお客様は全力でサポートします!
指導者とは、人が自分と同じところまで追いつけるように誘導するものだ。ただ言葉で強いるのでなく、後ろにいる人たちを力づけて、自分のレベルまで引き上げようとするのだ。
Ernesto Che Guevara