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▲隅々までご覧下さい。
あまり褒められたものではありませんが、通知表が30未満(うち1人は「27」)で長良高校・各務原西高校に合格した生徒さんたちがいます。
「たまたま運が良かっただけじゃないか」と言われることもあります。個人の解釈の違いですので、どう言われても構いません。ただ、当塾は「受かるべくして受かった当然の結果だ」と思っています。
当塾の入試対策は、14年ぶんの過去問を解き、最も厳しい採点基準で採点をします。自己採点をさせると、無意識で甘い採点になる可能性があるからです。漢字のとめ、はね、払いが出来ていないものや、薄すぎて読めないものは遠慮なく×をつけます。字の癖、ケアレスミスをどこでするのか、大問の何番で不正解率が高いのか、まで細部に至るまで見ます。
作文も、過去問を行った解答用紙も全て講師がチェックまたは採点をしています。
英作文や国語の作文は人間性が出ます。勝気な女子などは、「○○すべきだ/○○しなければならない」というキツ目の表現が多用されますので、見ていて面白いのですが…
出題者の意図を読み取ることができなければ、テストの答案としては満点を獲得できないと思います。だから、コミュ力や人の心の機微が分かることの大切さを説いているのです。
具体的改善点を焙り出したら、自分で気付いてもらう必要があります。
国語の作文であれば、音読をすれば「ここの日本語変だな」と分かります。
英作文であれば、「まず、自分が書こうと思っている内容が、『日本語』で言えるか」を確認します。小学生の英語に大量の時間を割かない理由も、そこにあります。
数学の計算ミスなどのケアレスミスは、「見直しをしなくてもいいように一発で仕留めよ」とアドバイスをします。(見直しを多くして気付けるなら、元からケアレスミスはしません)
英国の作文に至っては、最も沢山見せてくれた生徒さんで、入試直前の1月と2月は、英国それぞれ50題以上は採点しています。自宅と塾が近い生徒さんであれば、「学校帰りに塾に寄り、すぐに見せる」と習慣化しています。その分、余った時間を他の学習にまわせます。
これを繰り返すと。過去問の点数も安定し始め、毎年のおおよその「合格者平均」を上回り出します。
「もう大丈夫だろう」と判断できれば、受験するにあたり、引き留めることはしません。そして、結果が出るのです。
「1月の模擬試験の結果が悪かった」という理由で、志望校を諦める生徒さんは大勢います。
「目に見える数値で分かる」模試のない時期(1月中旬~入試前日まで)でも、学力はぐんぐん伸びます。
しっかりと戦略と立てて、大学受験までの道筋を示す。
これが、当塾の考える「具体的な」指導です。