先日、同業の先生から、「6月2日から日報が更新されていませんね」と言われた。
(テスト対策を優先順位の1番に持って来ていたため、今後はしっかりと更新します)
また、アルバイトの学生からも、「先生、香水変えましたね」と言われた。
一挙手一投足が人から見られているということを改めて実感した。
これは、講師と生徒の関係にもあてはまる。
今回の中間テスト対策を迎えるにあたり、今まで以上に生徒の状況を洞察した。
当塾は、痛い部分を一時的に消し去る即効性のある鎮痛剤は使用しない。
因果関係を把握し、根本から治療しなければ、一時的なまぐれ当たり的な成績上昇は起こるかも知れない。ただ、持続性はない。これを理解していだけるのは、意識の高い生徒だけだ。だからこそ、下記のような結果が炸裂したのだと思う。こんな塾のことを信じてくれた生徒の皆さんには感謝の言葉しかない。
生徒によっては1年ほどかけて、好結果に結びつくこともある。
当塾の塾生が最も成績が良いのは「中1のはじめ」ではなく「中3の終わり」ということが圧倒的に多い。
他塾で結果が出なかった人は必ず本人とその周りの環境に原因がある。
挨拶・塾に来る時間・宿題をちゃんとすぐに見せに来るか・靴を揃えているかetc.
そこまで口を挟む。それができた上で授業に参加するから、自ずと「超面白い」ということになるのである。
中学生からの入塾者には「1か月強の仮入塾(料金は発生しません)」をしていただき、塾側とお客様が「両想い」になった時点で正式入塾となる。もちろん、その間、失礼な勧誘の電話等は一切行わない。
先日、ふと思ったことがある。
世の中の「先生」と呼ばれる職に携わる者の中で資格がいらないのは塾講師くらいだ。
話術のセンスとコミュニケーション能力・学力・利他の精神があれば誰でもできる仕事だ。
だからこそ、いい加減な指導はしたくないし、その場限りの付け焼刃で「やる気になったような気」にはなってもらいたくない。末長くお客様とはお付き合いしていきたい。
開校5年目を迎えた今、そう思う。
※中学生前期中間テスト結果※
~It is a true army that fight the field!!~
※今回特に頑張った中1と中2にフォーカスを当てます!!
◆中3・高1・2・3は学年・クラスの上位者は複数名いるので、割愛します。
中1塾生平均
数学95.3点
英語95.8点
5科目平均420.8点
※英語で100点2名
中2塾生平均
数学87.4点
英語87.3点
5科目平均410.9点
※理科で100点1名
【上記生徒たちの入塾当初のスペック】
・挨拶ができない
・プリントを忘れて泣く
・塾までの道が分からなくて来れない
・宿題のズル
・途中式を省く
・注意するとスネるという最終奥儀を出す
もとの出来の良い生徒など一人もいませんでした…
やったのは数学に関しては3種類のプリントをノーミスで解けるまで何度も繰り返しただけだし、英語は何度も何度も本文テストを行っただけ。
※当塾の本文テストは、「文構造」が把握できているかも確認しているため、ただの丸暗記とは異なる。まちがっても「this」を「これは」という指導はしない。「I」を「わたしは」とも教えない。だから、「作業」では終わらない。
ただ、「どのようにその問題を解いたか」まで、きっちりと講師の目の前で説明してもらうので、ごまかしはきかない。
開校時からいてくれる生徒がこう言っていたと保護者の方からメッセージをいただいたので紹介したい。その生徒は通っている高校で1位の成績をおさめている。
「今の自分があるのはここの塾の講師に出会えたからだ」
この場所で授業を受けていただければ、その生徒の言っていることが真実か否かは自明の事柄なのだ。