最終的には感情で動くもの

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▲隅々までご覧下さい。

 

友人のハンドメイド作家Aさんが、条件に合う梱包材が見つからずにお困りのようでした。

 

Aさんは、私が明け方まで仕事をしていることを知っている数少ない友人です。

昨年末、ほぼ徹夜明けで私がSNSにした投稿に「ちゃんと寝て下さいね。お身体にご自愛下さいね」とメッセージをいただきました。他にも、色々と私のことを気遣って下さる内容が書かれていました。

 

こういった職種ですので、投稿するのも明け方や深夜が多くなります。当然、閲覧率(この数字はSNSをやる上でとても大切)はフォロワーさんの割には少ないです。

 

従って、多くのフォロワーさんからコメントをいただくことは、あまりありません。だから、そういった稀少な方々は、ほぼ記憶しています。

 

そして何より、温かい言葉をかけていただいた方への恩義を、私は忘れることはありません。

 

上述の梱包材のことなど、私は専門外ですので、全く分かりませんでした。しかし、ごちゃごちゃ考える前に「ちょっと知り合いに聞いてみますね」とコメントしました。

 

一番辛い時に、お声がけをしてくれた方へのお力添えがしたい」という感情が先に来るからです。これは対面でもSNS上でも関係ないと思います。そこで過去に築いた、関わって下さった方々からの、信頼の貯金『貯信』が効果を発揮するのです。

 

 

「そう言えば『たまたま』大学時代の後輩にやってる子いたよな…」と思い出し、連絡をしました。すると、その日のうちに、該当するもののURLを送ってくれました。結果、無事解決しました。

 

人間は最終的には、感情で動くものです。机上で腕組みをして考えていても、売上は増えません。人間関係も広がりません。当塾が何度も行ったクラウドファンディングもそう。いくら『綺麗ごと』をプレゼンのページに並べ立てても、最終的には『お金を下さい』と言っていることには変わりません。

 

人の昔と書いて「借りる」。人間は、どんな昔=過去を作ったかによって、未来が決まります。人から物を借りること、お金を借りること、これらは過去に信用が無ければ、到底実現することはできません。

 

銀行が人にお金を貸すのは仕事です。しかし、それ以外で人が人に力を貸すのは、結局のところ、その人の「心意気」に何かを感じるからに他なりません。

 

確かに、当塾は儲かっていません。ただ、多くの人々の助けを借りることができるのは、相手によって態度を変えず、正直に、人と対峙しているからだと確信しています。