【当塾の卒塾生で岐阜県内の大学に進学した生徒は0人】
以下の文章は、決して学校批判をしているわけではありません。私自身、教え子や友人に公教育に携わっている人間が複数おりますので。意のあるところを汲んでいただけると幸いです。
地方の高校の先生は(勿論全員ではありません)、以下のようなことを言いがちです。「君には〇〇大学の方が向いてるよ」「〇〇大学は君にぴったりだよ」なぜこういった言葉が出てくるのかは、以下の2点に集約されます。
①地方の高校の先生方は、学生時代に先生になるための勉強しかしていないため、都市の就職活動の実態や、一般企業のことには明るくありません。(勿論全員ではありません)
②自分の高校の生徒の学力を、買いかぶりすぎている可能性が高いです。それ故、生徒が解けもしない問題を宿題として課すのです。
私はこういった進路指導は、無責任だと思っています。そして大体は、地方の国公立大学をゴリ押しします。(本当にそこにやりたいことがあり、生徒自身が進学を希望するならば全く問題はありません)
なぜ自分が通ったこともないのに、経験したこともないのにそんなことが言えるのでしょうか?また、それを信じてしまう生徒側にも大いに問題があります。人の意見に左右され、八方美人。そして、軸足がぶれまくりの状態。成績下降は塾のせいw
高校生ともなり、行きたい大学が見つかれば自分でホームページを検索し、オープンキャンパスに参加し、下宿する場合はアパート代がいくらかかるか等を調べます。そしてしかるべき成績をとり、親御さんにしっかりとプレゼンをする。これぐらいの事はやって当然です。そういった意味でも地方都市は非常に遅れています。
塾生の皆さんはご存知のように、私が指導しているのは考学館の生徒だけではありません。大都市の生徒たちは上記のようなことを言われた場合、「先生は何の根拠があってそんなことが言えるんですか?」「先生に私の人生を背負って立てるんですか?」と言い返すことも少なくないそうです。こういった受け答えは生意気でしょうか?むしろこちらの方が、模範解答と言えるでしょう。1番の違いは、「生徒が自立している」と言うことです。これは私自身が、地方都市の生徒(当塾塾生)と大都市の生徒を両方受け持っているからこそ言えることです。
当塾の塾生にも、大学に関するしかるべき情報がふんだんに詰まったYouTubeチャンネルは紹介済みです。しっかりと物事を見極める目を養い、当塾の看板にあるような情報強者となり、自分自身の意思で進路の決定をしてほしいと切に願います。