これだけ塾が多く、通う生徒さんも増えているというのに、生徒の学力が向上しない理由は複数あります。以下がよくある勘違いケースです。
①黒板を写して満足
→それなら授業終了後に黒板の写真を撮って、残りの時間はゲームでもしていた方が有益では?話を聞かなかったら、ただの黒板を写すという「作業」です。
②友達は成績がアップしているのに、自分はそうでない
→その友達は、あなたの知らないところで努力しています。
塾の鉄則ですが、「もうこれ以上勉強しなくても大丈夫だよ」という生徒ほど、自習室を利用します。逆に「今やらないとまずくないか?」という生徒は、基本的に指定した曜日しか通塾しません。勿論、自習は強制ではありませんが、間違った努力は社会では努力と言いません。立って水面を眺めているだけで、泳げるようになるのなら、指導する側もこんなに楽なことはありません。
きっと、結果を出せない生徒がスマホいじりに勤しんでいる頃、お友達は塾で自習をし、講師に質問をし、いい意味で周りから「浮く」ことを厭わないでしょう。休み時間におしゃべりをする部分だけを、結果の出ている生徒と共有することは、別に塾でなくてもできます。
③何もかも与えてもらえると勘違い
→やる気を出させるのは塾の仕事ではありません。それができれば、月謝は¥100,000くらいにします。当塾は、「平等に贔屓すること」がモットーです。全てを投げ出して、救いを求めてくれる生徒には、しっかりとサポートを行います。それが、個人塾としては、突出した大学合格実績に繋がり、各方面から高い評価を受けているのです。
④勉強以外の部分がまだ改善されていない
→「塾でだけいい子」でいようとしても、すぐに分かります。我々プロの塾講師は、若い時に生徒観察の術をしっかりと研修で叩き込まれています。頬杖、ペン回し、脚を組むなどの所作は絶対に見逃しません。おそらく学校でも同じことをやっています。点数云々はその後の話です。
※当塾に上記のような生徒はいませんが、開校当初はかなりの生徒が「勘違い」していました。確かに、当塾はイベントなどはありませんが、とても楽しいです。楽しいですが、「楽」ではありません。
【情報強者になれる田舎の個人塾:考学館】