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受験の時期になると、当塾では毎年、多くの受験生が不安や期待を抱えながら勉強に励んでいます。今回は、当塾の代表である私自身が受験を経験した際の心境についてお話ししたいと思います。
受験後に感じたこと
自分が受験生だった頃を振り返ると、大学に合格するまでの過程はもちろんのこと、合格した後のこともよく思い出します。私は第一志望の大学に無事合格することができ、家族や親戚からも「高校を中退したのによく頑張ったね」と祝ってもらえました。
しかし、不思議なもので、人間はどうしても欲が出てしまうものです。「もしかしたら、もっと高い偏差値の大学に行けたのではないか」「あの50分、あの1時間をもう少し頑張っていれば、もう1ランク上の大学も狙えたのではないか」と、後悔ではないものの、ふと考えることがありました。
そんな折、親から「もし、もっと上の大学を目指したいなら、もう1年浪人してもいいよ」と言われました。予備校の費用も出してもらえるという話でした。正直なところ、少し気持ちが揺れましたが、その時の自分の考え方は少し変わっていました。
選択の葛藤
私は高校も卒業しておらず、偏差値も当初は25〜27しかありませんでした。しかし、そこから努力を重ね、最終的には自分で大学を選べる立場になり、公平な一般入試を経て、受験した大学すべてに合格することができました。
「これで十分ではないか」と思う自分と、「もう少し頑張ればさらに上を目指せたのではないか」と考える自分がいて、心の中で葛藤しました。これは、当塾の生徒たちにもよく話すことなのですが、受験において「100%後悔がなく、完全に納得できる」ということは、ほとんどないのではないかと思います。
大学入試では、すべての受験生が第一志望に合格できるわけではありません。当然、当塾としての指導力不足もあるかもしれませんが、それでも「これだけ頑張ったのだから、その少しの後悔は大学生活で取り返そう」「大学生活を充実したものにしよう」と前向きに考えることが大切です。
▲トライアスロン部の練習で使用した学内温水プール
大学生活の価値
結果的に、私が進学した大学は大正解だったと思います。素晴らしい友人にも恵まれ、現在でも仕事を通じて関わる仲間が何人もいます。中には、当塾にご子息を預けてくださっている先輩もいます。
もちろん、別の大学に進んでいたとしても、素晴らしい出会いや経験があったかもしれません。しかし、私にとっては、やはり自分が進学した大学がベストな選択だったと感じています。そして、そこで出会った方々に、今後も恩返しをしていきたいと考えています。
受験を控える皆さんも、結果に一喜一憂するのではなく、「その先にどう生かすか」を考えてみてください。受験はあくまで通過点であり、大切なのはその後の選択と努力です。当塾は、その過程を全力でサポートしていきます。