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毎年、花粉が舞い始めると「そろそろ受験の季節だな」と感じます。そしてこの時期になると、いつも思い出すことがあります。
私が塾講師になって1年目のこと。大手塾に勤めていた当時、同期は15名ほどいましたが、私は一番授業が下手でした。結果、最初の半年間は、たった2人の生徒に対して週に40分の授業しか任せてもらえませんでした。しかも50分授業のうちの40分で、最後の10分は先輩講師が担当。生徒の前で怒鳴られたことも幾度となくありました。
悔しい思いを抱えながら過ごした日々でしたが、今振り返ると、心から思うのは「あの2人に今の自分の授業を受けてもらいたかった」ということです。それから20年。毎年、目の前の生徒たちに対して「あの時の2人に届けたかった授業を、毎年アップデートして伝えよう」と思いながら向き合っています。
先日も高校3年生の生徒が泣きながら相談に来ました。人に頼られるのは嬉しいことですが、それ以上に「どうしたらこの生徒の願いを叶える手助けができるか」と考えます。塾はサービス業の一環。だから私は自分のことを「俺」とは言いません。「先生」とも言いません。
生徒にとって塾は非日常の空間。その中で、彼らが「ここに通ってよかった」と思えるよう、最後まで全力でサポートしていきます。