中高の定期テストが近づくにつれ、自習室利用者も増えてきました。20年強、塾の世界にいると分かりますが、基本的に「例外を簡単に作る人」「報連相が遅い人」「外見がなっていない人」は、残念ながら成績に反映されます。
以下が、一般的な当塾塾生の自習室の利用の仕方です。
①椅子に座ったらまずメモ帳を出す。
②タイムマネジメントをするため、やるべきことを具体的に書き出す。
③それができたら「即」勉強を開始する。
④不明な問題等があれば、講師に質問。
※講師の手が空いていない時は、「どの時間帯なら質問してもいいですか」と確認をとる。
⑤帰宅が予定よりも遅れる際は塾から家に電話。
⑥机と椅子はそろえて帰る。
ごくごく当たり前のことですが、これを「厳しい」というのは拡大解釈です。これらができて、数か月が経って、数値に反映されるのです。当たり前のことですし、「外見」を変えられない者は中身など見てもらえません。逆に、それができている生徒にとって、当塾は「楽ではないが楽しい」空間なのです。
「塾」という非日常空間での様子さえ見ていれば、普段の学習状況は手に取るように分かります。これは、集団塾の塾長(校舎長)ならば、認識できています。
簡単に例外を作り、能動的でない人は、「自らその道を選んでいる」わけなので、一切口出しはしません。自分で「楽な方」を選択したのに、こちらが口出しをする必要はありません。
その代わり、その分の時間は、向学心あふれる塾生や、ご支持をいただけているオンライン家庭教師の生徒さんに注ぎます。
そのサービスは過剰とも言えるでしょう。その価値が分かる卒塾生が、今日の塾の実績を作り出してくれたのです。
そして、「平等に贔屓する」のが当塾です。
【情報強者になれる田舎の個人塾:考学館】