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中1・中2ともに、英数に関しては、学年末テストに入ると思われる範囲は全終了しました。現在、学年末対策に入っていますが、先日、中1の授業で、喜ばしい場面に遭遇しましたので、思わず写真を撮りました。

 

 

 

この問題の類題を前回行ったのは、5か月前です。それ以来、一度も触れていません。にも関わらず、2名の生徒が、指導時と全く同じ解き方で取り組み、正解しています。当然成績は上位ですが、その理由は以下の通りです。

 

(1)学校のワークと教科書の問題をやりこんでいる
→当塾は、複数の生徒から毎年のように質問が出る問題は、必ず解説しています。

 

★「塾だから、塾の教材だけをやる」ことが、得点に結びつくとは思えません。

 

学校ありきの塾です。教科書や学校の補助教材のワークを軽んじる生徒ほど、それらが完璧になっていません。それを防ぐ目的です。

 

(2)指示通り、寸分違わず同じ解法で解く【再現性が極めて高い】

→職歴を重ねている塾講師であれば、定番問題の指導法や出来上がる黒板は同じです。

 

大切なのは、生徒によるその後のメンテナンスです。彼らは、定期テスト前には、同じ問題を4回は解いています。完全に「型」が定着しているので、類題を出されても、どの解法で行うかが、頭の中で取捨選択できるのです。

 

(3)講師と接する面積が多い

中1には、岐阜市から電車で通塾している生徒が1名います。入塾時(中1の4月)には、アルファベットの大文字と小文字も怪しいレベルでした。それが今では、400点は軽々と突破し次の目標は460点に設定しています。(前期中間→前期期末→後期中間とテストを重ねるごとに、点数を積み上げています。通えば通うほど、数値が上がるのは当塾の特色の1つです)

 

また、小学生から継続している生徒も、ほぼ毎日自習に来てくれているので、他の塾生のお手本になっています。いい意味で、塾という「非日常空間」で相乗効果が生まれています。

 

(4)親御さんとの信頼関係

→結果(数値)が比較的早くともなう生徒に共通するのは、親御さんが全てを当塾に、「丸投げ」して下さる「教育熱心な方」です。

 

★あくまでも主観です…「過保護・過干渉」と「教育熱心」は異なると考えます。前者は、保護者が問題集などを買い与え、指導までするケースです。小学生のうちは、それでもいいかも知れません。ただ、勉強は、入試や定期テストを熟知したプロ(客観的に評価を得て、お金をもらうことができる人)に指導してもらうのが一番です。

 

これに対して、後者は「しっかりとした眼力で塾を選び、全面的にその塾を信頼し、『全てを任せ、うちの子を預けても安心だ』と思って下さる方」です。そして、信頼関係と通塾歴は必ずしも比例しません

 

 

自分というフィルターを通さず、「いい意味で頭の中が空っぽで報連相ができ、素早く行動する人」がどこの塾でも結果の出せる生徒の共通項目ではないでしょうか。