拝金主義<義理・人情

当塾では「原則」高校生からの入塾は認めていない。

先日、中学卒業と同時に卒塾した生徒本人から直接電話がかかってきた。

 

「もう一度この塾で頑張らせて下さい」と。

 

おこがましい言い方になるが、「外界に出てみて、初めて当塾のクオリティーの高さに気付いたようだ。

 

通っている高校での成績次第では断ろうと思っていたが、そこそこの順位はキープしてくれていたので、復塾をOKした。

 

何よりも、開校初年度から通ってくれていた大切なお客様でもあったから、というのも大きな理由の一つだ。

 

こんな名も無い塾に小5から中3まで通ってくれたことに加え、また「ここに通いたい」と言ってくれる生徒をどうして見捨てることなどできようか。

 

教室

 

 

この塾を開校する時、どれだけの人に助けてもらったかを考えれば、たとえ利益にならなくても、義理や人情を大切にするのは当たり前のことなのである。

 

来月から正規の塾生として出戻り入塾をしてもらうが、もう面談翌日から毎日自習に来てくれている。

 

ここに戻って来たからにはもう大丈夫、必ず勝てる

我がまま生徒増殖中

高校生の定期テスト期間は、学校が早く終わるので、誰かしらが「学校帰りに塾に寄りたいので、早く塾を開放してもらえませんか?」と申し出てくる。

 

予定表の自習室解放時間はあってないようなものなので、能動的な生徒の我がままは全て受け入れるようにしている。それに連動して、中学生も学校帰りに塾に寄って自習する姿も見られるようになった。

 

これを聞くと「厳しい」「勉強をやらされる」だの、拡大解釈する人もいる。

 

自習室を「つまらない」という生徒など当塾には一人もいない。小手先のものに頼らなくとも、休憩時間等は講師のトーク力で雰囲気を緩ませることが可能だからだ。それもひっくるめて「教務力」なので・・・

 

無理強いもしていない。そんなことをしても意味はないからだ。

 

これから受験期が近づくにつれ、そういった生徒も増えてくると思いますが、やる気があり、能動的な生徒はしっかりと「平等に贔屓」させてもらいます。

2017:夏の結果!!&同志募集

今年の夏期講習はこの7年間で最も心血を注いだと言っても過言でない。

現中3生は、後発(途中入塾)の塾生が多いため、一から復習する必要性があった。

そのため、本来は休校日の日に校舎を開放し、学習の習慣づけを行ったり、リスニングのトレーニングの仕方をレクチャーしたり、何かと忙しい毎日だった。

 

当塾は困っている生徒から救いの手が差し伸べられれば、決して見捨てない。だから、自習中に次から次へとバッティングセンターのボールのようにやってくる質問に対応するのも、若い頃を思い出して、むしろ楽しかった。

 

東京や大阪から帰省した大学生たちも生徒の前で話をしてくれ、相変わらず優秀なアルバイトスタッフの献身的な働きのおかげで滞りなくこの夏を終えることができた。

 

校外模試で、偏差値69で県内50位以内に食い込んだ中3生を筆頭に、中1の前期期末テストの塾生平均(5科目合計)は425点に達した。中学生全体で見れば塾生の過半数が400点を越え、安定した成果を残すことができた。

 

更に、高3生も怒涛の勢いで偏差値の伸びを見せている。全国模試で、難関国立大や関関同立で既にA判定を叩き出した者。指定校推薦まであと一歩の者。現高3生は、開塾と同時に入塾した最後の生徒たち。

上記の中には、入塾テスト0点、塾内で柿の種を食べながら歩き回る、お菓子のゴミを捨てようとする、塾内を四つん這いで歩く者etc.目もあてられないような生徒たちだった。この7年間の通塾に心から感謝したいと思う。

 

当塾が目指すのは「元の出来は良くないが、素直な生徒たち」を鍛え上げ、勉強を通じて人格を形成すること。そして、正しく塾を選ぶことのできる目の肥えた消費者の皆様の熱烈な支持のもと、地域の教育レヴェルを引き上げ、革命を起こす。合格実績や体験記を見れば一目瞭然
この1年間の軌跡
https://www.kougakukan-k.jp/taikenki/?cat=10(体験記)

 

だから、最後まで信じてくれた生徒たちにはいつも言う大丈夫、我々は勝てる!!」と。

 

 

※考学館各務原校は「同志」募集中※

 

・小5~中2→空席あり

【注】ただし、中学生は自習室の雰囲気や、面白さ・分かりやすさの全てを兼ね備えた講師の授業力にいい意味でカルチャーショックを受ける可能性があるので、1か月間の無料体験あり。また、正しい指導による具体的勉強法も会得してもらう必要があります。

 

・中3→満席につき募集停止

・高校生→原則、中学からの継続のみ許可

(通塾歴の長い生徒でなければ、当塾の負荷の高いトレーニングについてくることが困難であるため)

最近、やたらと多い来客

最近、教え子の来客が多い。

ここ数年の卒塾生ではなく、全職時代、いまや社会人となった教え子たちだ。

 

基本的に、「社交辞令」で「卒業してからも遊びにおいでよ」とは言う。ただ、本気でそれは思っていない。塾講師は「消耗品」だと思っているし、卒業してから「教え子との同窓会」とかは好きではない。やろうとも思わない。

 

「僕は人気講師ですよ!!」をアピールしているだけの自己満足にしか過ぎないと思うからだ。大切なのは、現在通ってくれているお客様に最大のサーヴィスを提供することだし、そもそも卒塾生のことは「先生」でも「生徒」でもなく、ただの「友達の一人」としてしか見なしていない。

 

それでも訪ねて来てくれるのは、何かしら十余年前に関わったことが彼らの中で思う部分があったからだと思う。

 

つい先日は、大阪大学を卒業し、そのまま現地で働いている教え子が訪ねてきてくれた。彼女とのエピソードは数え切れないくらいあるので、また今度、生徒の前でお話してもらいたいと思う。

 

せっかくなので、場所を移して色々お話させてもらった。話を聞く度に、心の底から「こんな僕があなたみたいな立派な生徒を教えてすみません」という思いしか沸き上がってこない。写真は翌朝送られてきたメッセージ(勿論、本人の許可はいただいています)

 

小川怜子

 

学歴云々ではなく、教え子たちがどんどん自分を追い抜いていくことが何よりも嬉しかった。

 

 

テスト終了直後の自習室

当塾で対応している全中学・全高校の前期中間テストが終わった。

 

TS3V0296

 

写真は、「テストが終わった翌日」に自習に来ている中3生の様子である。小5~高3までが同じ校舎で通塾を続けるため、全員が同じ部屋で自習することになる。

 

毎日学校帰りに塾にやって来る高校生の姿に影響を受けてのことだと思う。

 

当塾の自習は強制ではないし、「勝手に来て勝手に帰って」くれればいいと思っています。

勿論、写真の生徒たちに無理強いしたことなど入塾以来一度も無い。

この空気感を作り出すことができるのも、塾の魅力の一つだと思う。

 

中間テストの結果はもうすぐ掲載しますが、高1生(岐阜北・加納)は塾で指導している科目に関しては、全員がその学校の学年平均を10点以上上回っており、学年1ケタもちらほら・・・

これが真の小中高一貫の破壊力。

 

継続してくれた生徒の皆さんと自己犠牲を払ってサポートしてくれているスタッフに感謝の毎日です。