週2〜3で結果が出る?それは愚の骨頂

【週2回だけで結果が出たら、高得点者だらけ】

 

 

この校区には、多くの塾があります。集団塾であれば、大体週2回から3回の通塾になると思います。本当に週2回から3回塾に来るだけで、点数が伸びるでしょうか?もしそれが達成できたら、学校のテストの平均点はとんでもないことになります。全員が全教科90点以上、学年平均が450点ということもあるのではないでしょうか?

 

 

にもかかわらず、この十数年、学校の定期テストの平均点はほとんど変わっていません。もうお分かりかと思いますが、結局塾に通っていても勉強しない生徒が山ほどいるからです。

 

 

私は個人的には、成績低下、停滞に関しては塾側に責任はないと思います。(よほど人間性に問題のある塾長先生なら話は別ですが…)確かに私は、岐阜県の同業者と関わる事は極力避けています。ただし、同業者として強く思うのはどの塾の先生であれ、生徒の成績向上のために努力されている事は共通だと思います。通塾する塾の方針にしっかりと従い、頭のてっぺんからつま先までその先生の言うことをしっかり守って実行すれば、効果が出ないはずは無いのです。でなければ、これだけ多くの進学塾が生き残っているはずがありません。

 

 

要は、オンラインだろうがオフラインだろうが、「やる人はやるし、やらない人はやらない」という単純な話です。しっかりとやる人は、講師から注意を受けることも無くなります。だから、塾という非日常空間が「楽しい」のです。

全てを捨ててこそ、救いの手は差し伸べられる

当塾の高校生は、全員が中学生からの持ち上がりです。何か相談があるときには、必ず以下のようなLINEをくれます。また質問がある時なども必ず「報連相」をしてくれます。これは、中学生時代にコミュニケーション能力の大切さを説いてきたからだと思います。

友人関係、部活の事、勉強の事など生徒からの相談は多岐に渡ります。その際、「〇〇した方がいいよ」「絶対〇〇すべきだ」などと言う無責任な発言は絶対にしないように心がけています。塾講師など、生徒の人生を背負って立てるほど立派な仕事ではありません。私も慈善事業でこの仕事をやっているわけではありませんので自らアクションを起こしてこない方には反応しません人から助けてほしい、救いの手を差し伸べて欲しいのであるならば、まず自分が全てをさらけ出さなければ相手に伝わるはずがないのです。私自身がそれを具現化し、生徒にその姿を見せています。

 


先日こんなことがありました。私は、英語力のブラッシュアップのために、英会話学校に通っていますが、正直に「月謝のことで相談があります。」と事務の方にお伝えしました。自分で言うのもおこがましいですが、私は「生徒」としてはかなり真面目な方だと思います。毎週出題される
300字から400字のエッセイ、テキスト、時事問題のディスカッションの予習など多くの宿題が課されますが忘れた事は1度もありません。また、質問や疑問点は必ずネイティブの方に相談するようにしています。そういった姿勢も評価されてのことでしょうか?通常であれば、ありえない金額を割引してもらえました。もちろん、今までと全く同じサービスが受けられるにも関わらず。あの人がそこまで言うんだから、ちょっと助けてやるか!と相手に思ってもらえるのも、その人の才能1つです。

 

 

これが、指示も守らず、宿題もやらず、言われた通りの勉強も実践せず、積極的に自ら質問をしない、私がそういった生徒であれば受け入れられなかったでしょう。また助けようという気も起きないでしょう。当塾がモットーとしている「平等に贔屓する」というのはそういうことです。ですから、たとえ通塾年月が浅くともいち早くこれに適応してくださる方は、早い段階で成績が伸びます。当塾で、内申点を30から40以上に上げる事はそこまで高いハードルではありません。また、高校生になってから、全国模試の偏差値で(校内ではありません)偏差値70を超える事はそこまで難しくありません。ただし、上記のことができればの話です。こういったことを書くたびに、「厳しい=先生がいつも怒っている」という拡大解釈が好きな方がいます。本当にそんな塾ならば、同業他社がひしめくこの地で10年も存続させることは不可能でしょう。

大都市と地方の決定的な違い

当塾の卒塾生で岐阜県内の大学に進学した生徒は0人

 

以下の文章は、決して学校批判をしているわけではありません。私自身、教え子や友人に公教育に携わっている人間が複数おりますので。意のあるところを汲んでいただけると幸いです。

 

 

地方の高校の先生は(勿論全員ではありません)、以下のようなことを言いがちです。「君には〇〇大学の方が向いてるよ」「〇〇大学は君にぴったりだよ」なぜこういった言葉が出てくるのかは、以下の2点に集約されます。

 

 

①地方の高校の先生方は、学生時代に先生になるための勉強しかしていないため、都市の就職活動の実態や、一般企業のことには明るくありません。(勿論全員ではありません)

 

 

②自分の高校の生徒の学力を、買いかぶりすぎている可能性が高いです。それ故、生徒が解けもしない問題を宿題として課すのです。

 

 

私はこういった進路指導は、無責任だと思っています。そして大体は、地方の国公立大学をゴリ押しします。(本当にそこにやりたいことがあり、生徒自身が進学を希望するならば全く問題はありません)

 

 

なぜ自分が通ったこともないのに、経験したこともないのにそんなことが言えるのでしょうか?また、それを信じてしまう生徒側にも大いに問題があります。人の意見に左右され、八方美人。そして、軸足がぶれまくりの状態。成績下降は塾のせいw

 

 

高校生ともなり、行きたい大学が見つかれば自分でホームページを検索し、オープンキャンパスに参加し、下宿する場合はアパート代がいくらかかるか等を調べます。そしてしかるべき成績をとり、親御さんにしっかりとプレゼンをする。これぐらいの事はやって当然です。そういった意味でも地方都市は非常に遅れています。

 

 

塾生の皆さんはご存知のように、私が指導しているのは考学館の生徒だけではありません。大都市の生徒たちは上記のようなことを言われた場合、「先生は何の根拠があってそんなことが言えるんですか?」「先生に私の人生を背負って立てるんですか?」と言い返すことも少なくないそうです。こういった受け答えは生意気でしょうか?むしろこちらの方が、模範解答と言えるでしょう1番の違いは、「生徒が自立している」と言うことです。これは私自身が、地方都市の生徒(当塾塾生)と大都市の生徒を両方受け持っているからこそ言えることです。

 

 

当塾の塾生にも、大学に関するしかるべき情報がふんだんに詰まったYouTubeチャンネルは紹介済みです。しっかりと物事を見極める目を養い、当塾の看板にあるような情報強者となり、自分自身の意思で進路の決定をしてほしいと切に願います。

開校10年目の食事会とお気に入りの1枚

2020年10月11日(日)、兄妹ともに小学生~大学合格まで通塾してくれた卒塾生の保護者様のお店にお邪魔してきました。(中1~高1までの塾生とともに)

 

 

などなど、ライン・Facebookで学生時代の友人や、オンラインサロンの経営者仲間の方々からメッセージをいただきました。個人的に何名かの生徒と撮った、Facebookに投稿した写真が沢山の「いいね」や「超いいね」をもらえたので、掲載します。
【元々、生徒と一緒に写真を撮るのは好きではありませんが、ここに写る生徒と私の表情がとても良い‼と何名かの方に絶賛されたので】

 

 

 

当塾が閉校の危機に瀕しても、いつも応援してくれる大事大事なお客様です。クラウドファンディングにもご支援いただき、感謝の言葉しかありません。今後も最後まで全力でサポートしていこうと改めて思いました。相手に「こいつ、助けてやろう」と思わせるのも、その人の才能ですので。

 

●胡散臭い口コミサイトや噂話を叩き潰すクラウドファンディングの応援メッセージを是非ご覧下さい!!
※1回目→https://faavo.jp/gifu/project/3310/support#pj-single-nav

※2回目→https://synergy-crowdfunding.com/projects/view/20/backers

正しい努力をしなければ結果など出ない

【教科書や学校のワークを軽んじる人は、別の道具を使っても無駄】

 

 

教科書や学校のワークを解くよりももっと難しい問題をたくさん解いた方が良いという声があります。ただそれをやっていいのは中学生なら、安定して450が越えられる人のみです。教科書や学校のワークを馬鹿にする人ほど、完全に理解できていません

 

 

出題傾向がどうのこうの言うよりも、「教科書より難しい問題は出ない」という「原則」をしっかり理解すれば出題傾向などどうでもいいのです。当塾が、定期テストの過去問配布という八百長行為を行わない理由はそのためです。

 

 

当塾の塾生で、470点を越えている生徒ですら、基本的には教科書と学校のワーク、そして塾のワーク以外は全く手をつけさせていません。つまり、間違った努力さえしなければしっかりと結果がついてきます。道具は使い方次第。使い方をしっかりと指導すれば、最小の努力で最大の結果を得ることができます。

 

 

例えば学校ではオーケーとされる「友達同士での相談」。当塾ではNGです。なぜならば、相手の貴重な時間を奪ってしまうからです。そんな暇があったら知恵と知識のある人に聞いた方が、より早く解決します。また、質問等に来ることによってその生徒の出来不出来を講師が知ることができます。

 

 

他には、テストが差し迫っているというのに、いちいち教科書を使って調べる。それも時間の無駄です。特に塾に通われている方は、塾の専用教材を配布されています。大体の教材が、各単元の最初にまとめのページがあります。教科書に書いてある事は、大半がそのページで網羅できます。情報を一本化されているものを使うことにより、結果の出ない努力をしなくても済みます。

 

 

結果の出ない努力は、努力では無くただの自己満足ですから。