2023年度スタート~新しいスタッフを迎えて~

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2023年度が始まりました。

 

2022年度は、過去最高に働くことができました。高校入試の過去問の全解説作成、難関私大・国公立の二次試験対策、英検対策など、怒涛のように1年が過ぎ去っていきました。必要最低限にツールを絞った徹底的な対策と、スタッフの協力もあり、全員が第一志望の大学・高校に合格することができました。

 

2023年度も、既に一般選抜で国公立大学を目指す生徒さんがいます。新高1で学力の高い生徒さんがいます。今から、授業や対策をするのが楽しみです。

 

と当時に、塾生として7年間、バイトで4年間、当塾を支えてくれた教え子が巣立っていきました。彼女は、私の力不足で公立高校を不合格になりました。合格発表の日に、お母様が当塾にご挨拶にいらして下さいました。こちらの力不足をお詫びすると、思いもかけないお声がけをいただきました。

 

この子が自分の意志で、受験する高校を決めてくれたという成長が見られただけでも、通わせて良かったです」と。その後も、通塾を続けたのち、大学生になってもお手伝いをしてくれました。

 

今月からは、当塾が危機に瀕した際、何度も助けてくれた中1から通塾をしてくれた新大学1年生が3名、バイトスタッフとして加入してくれました。当塾の歴代のスタッフは、ほぼ全員が当塾の卒塾生。2月まで指導していた生徒が、一緒に働いてくれる、こんなに嬉しいことはありません。

 

堀之内九一郎社長からは、「お金は喜んでもらいたい誰かのために楽しく使う」「人に飯をおごる時は、普段から食べ慣れているものは奢らないこと」とご指南をいただきました。そのため、今月から働いてくれるバイトスタッフ+社会人になる教え子と食事に行ってきました。

 

 

この1週間の仕事ぶりを見ても、お願いして正解だったと思います。肉をご馳走したくらいで、これまでの恩が返せるわけはありませんが、楽しく働いてくれれば、それだけで十分です。心から感謝します。

忘れもの→猛省→特待→志望校合格→覚醒

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当塾で結果を残す生徒さんには、何かしらの「きっかけ」があります。

2023年春、志望高校に合格した生徒さんの例を挙げます。ちょうど1年前、授業で使用するために必要な、教科書ガイドを買い忘れていました。どれを買うかを塾のLINEで通達し、AmazonのURLまで教えたにも関わらず。

忘れものも好ましくありませんが、「有料級の情報ですね」と言って下さる方もいる、「塾のLINEを読んでいない」という点が非常に気になりました。どれだけ忙しくとも、LINEに目を通す時間くらいはあったはず。

「猛省」という文言から、まずいと思ったのか、その日の晩に来たLINEが以下の写真です。あれから1年が経ちますが、それだけの期間があれば、人は変わります。自己満足ではなく、その生徒が変わったか否かは、「第三者」が判断します。

また、学力面に関しても、2023年に入ってから、
(1)数学の質問のレベルが上がったこと(どんな問題を質問しに来るかで、学力が分かります)

(2)私立高校で特待を獲得できたこと

などから、公立高校も高得点(459点)で合格しました。当塾は、高校生になっても継続する生徒さんが多いので、引き続き指導をします。今でも指数関数のような伸びを見せています。

2023年3/30時点で、高校からの課題は全終了しています。

「そんなに勉強を強いられるのか」と塾生でない方の中には、拡大解釈する方もいます。大間違いです。どの新高1生も、春休み期間は遊んでいますし、旅行にも行きます

ただ、メリハリが付いているだけです。

学力以外に、大学受験で最も大切なのは「要領」です。

「要領」を身に付けるには「まずは学習量」を確保しなければなりません。いきなり質を求めることは、厳しいです。当塾では、それを中学の頃に完成させています。

生徒さんの目標から逆算して指導をしているので、手のかからない生徒さんになってくれるのです。(学習習慣を付けたり、質問をする、報連相、タイムマネジメントができる、などは中学時代にコンプリートしています)

また、塾の空間を上手く活用できているので、講師と接する面積が大きいことも当塾塾生のメリットです。

<激変する生徒の共通項目>
●ちゃんと謝ることができる。
●何かあれば、質問や相談をすぐにしてくれる。
●指示を守ってくれる。
▶結局のところ、「素直」である。

自習中のスマホいじりや、私語などを黙認する塾さんもあります。授業中に講師がスマホを見ている塾もあるそうです。それぞれの責任者の先生に、考えがあってのことですので、私が評価することはできません。

当塾は、「楽(らく)ではないけれど、楽しい塾」でありたく思います。私語やスマホいじりは家でもできます。お金を払ってまで、塾に来るからには、「塾でしかできないこと」をやってから帰宅して欲しいと思います。

根拠があるから背中を押します

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あまり褒められたものではありませんが、通知表が30未満(うち1人は「27」)で長良高校各務原西高校に合格した生徒さんたちがいます。

 

「たまたま運が良かっただけじゃないか」と言われることもあります。個人の解釈の違いですので、どう言われても構いません。ただ、当塾は「受かるべくして受かった当然の結果だ」と思っています。

 

 

 

 

当塾の入試対策は、14年ぶんの過去問を解き、最も厳しい採点基準で採点をします。自己採点をさせると、無意識で甘い採点になる可能性があるからです。漢字のとめ、はね、払いが出来ていないものや、薄すぎて読めないものは遠慮なく×をつけます。字の癖、ケアレスミスをどこでするのか、大問の何番で不正解率が高いのか、まで細部に至るまで見ます。

 

作文も、過去問を行った解答用紙も全て講師がチェックまたは採点をしています。

 

英作文や国語の作文は人間性が出ます。勝気な女子などは、「○○すべきだ/○○しなければならない」というキツ目の表現が多用されますので、見ていて面白いのですが…

 

出題者の意図を読み取ることができなければ、テストの答案としては満点を獲得できないと思います。だから、コミュ力や人の心の機微が分かることの大切さを説いているのです。

 

具体的改善点を焙り出したら、自分で気付いてもらう必要があります。

国語の作文であれば、音読をすれば「ここの日本語変だな」と分かります。

英作文であれば、「まず、自分が書こうと思っている内容が、『日本語』で言えるか」を確認します。小学生の英語に大量の時間を割かない理由も、そこにあります。

 

数学の計算ミスなどのケアレスミスは、「見直しをしなくてもいいように一発で仕留めよ」とアドバイスをします。(見直しを多くして気付けるなら、元からケアレスミスはしません)

 

英国の作文に至っては、最も沢山見せてくれた生徒さんで、入試直前の1月と2月は、英国それぞれ50題以上は採点しています。自宅と塾が近い生徒さんであれば、「学校帰りに塾に寄り、すぐに見せる」と習慣化しています。その分、余った時間を他の学習にまわせます。

 

これを繰り返すと。過去問の点数も安定し始め、毎年のおおよその「合格者平均」を上回り出します。

 

「もう大丈夫だろう」と判断できれば、受験するにあたり、引き留めることはしません。そして、結果が出るのです。

 

「1月の模擬試験の結果が悪かった」という理由で、志望校を諦める生徒さんは大勢います。

 

「目に見える数値で分かる」模試のない時期(1月中旬~入試前日まで)でも、学力はぐんぐん伸びます。

 

しっかりと戦略と立てて、大学受験までの道筋を示す。

これが、当塾の考える「具体的な」指導です。

結局、素直さ・コミュ力・感受性

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通塾歴に関係なく、当塾を大学合格まで継続してくれたお客様は、入塾当初から激変して卒塾していきます。彼女もその中の1人です。

 

中学に上がる直前に入塾し、初期状態は「無断で塾サボり」をするような状態でした。下の体験記と大学合格当日の写真の表情からも分かるように、「完全なる別人」として卒塾していきました。

 

もう1名、奇しくも「同じ日に塾サボり」をして生徒さんもいました。
※同じく、第1志望の大学に合格し、4月からは当塾で働いてくれます。

 

塾サボりをしたのは、6年前の今頃です。注意をしましたが、その際の表情を注視しました。彼女たちは、絶対に拗ねたりしませんでした。(拗ねる=甘えの裏返しだと、予備校時代に講師の方が仰っていました)

 

塾は、生徒や親御さんの学習面での希望を叶える、という使命を背負っています。長い間通塾すれば、一度や二度は、講師から咎められることもあります。(講師が何も言わないのは、「言っても無駄な場合」か「何も言わなくてもしっかりできる生徒さん」の場合)

 

そういった時、こちらが親身になって学習法や成功体験などのアドバイスをしても、直ぐに修正できない場合は、それらの助言を「疑ってかかっている」可能性があります。これが、「成功への遠回り」になる要因です。

 

信頼できる人を見つけたら、とことん言われた通りのことを行ってみる。そのためには、とにかく素直な人間でなければなりません。そして、素早く行動に移すことが大切です。数少ない成功例に自己投影するのではなく、「これから自分が歩む道のりと、同じ道を先に進んだ先輩」の真似をし、講師の指示通りのことを行う。たったこれだけのことをコツコツ行うだけ。

 

卒塾後も、4月から1人暮らしするにも関わらず、「岐阜にいる間は、お手伝いできることがあれば言って下さい」と言ってくれました。毎日来て欲しいのが本心ですが、もう塾生ではありません。好きなようにしてもらえればいいと思います。

 

※保護者様にも2度に渡るクラファンのご支援や、消耗品を提供していただきました。卒塾後も、塾に大量のB4コピー紙をご支援して下さいました。2年は買わずに済みそうです。